今宵の予定。ファッションショー。なんだか。おとといからずっとレイキャビック中の人々が「木曜日の８時からファッションショーがアートミュージアム Hafnarhus である」と話していた。どうやら、現在行われている nordic fashion biennale の一環らしい。街中で見かけるファッションカルチャー本『 project iceland 』ともからんでいるらしい。誰のファッションショーなのかわからないけど、アイスランドの人ってだいたいいつもこうやって「誰が」より「何が」に反応して次々いろいろ出かけている気がする。
とりあえず。会場には次々オシャレした人々が続々。そして、今まで私が出会ったアーティストたち、ほぼ全員に会った。アイルランドのAileenが「アイスランドにはあなたのベストドレスを持って行くべき！」とのアドバイスを受けたそうだが、本当にそう思う。彼ら、とにかくこぞとばかりオシャレしてくる。お金がないだろう学生達だって、着飾る術を知ってる。独特のセンスもあるし、さらに背が高くてスタイルがよくて.....。と。実はアイスランドのこういう場所は気後れして疲れる。ロンドンではここまで疲れなかった。
でも。Mundiという22歳の男の子のデザイナーのショーは、手作りのステージに、家のベットサイドランプの照明、さらにキャットウォークを歩くのは、実は障害を持った子供達。でも、みんな本当に役者で、ガシッ！とポーズを決めたり、パフォーマンスをしたり、とてもユニークで、暖かくて。とにかくよいファッションショーだった。来るの嫌だったけど、来てよかったなーと思った。
そして。ここでElisabethというスウェーデンの女の子と出会った。Bjargeyの友達だった。むかしにヨガクラスで会ったらしい。するとなんと、このElisabethは今、私の写真美術館の展示に来ていて、そこで配布してるポストカードを部屋のドアに飾っているのだそうだ！！驚く。ラップランド出身らしくて、私が小さい頃「ニルスの不思議な旅」をアニメで見てたと言うと、彼女も驚いていた。
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